1項
気をつけるべき事
それは湿度です。 |
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コレクションに保存に関する気配りの一つには、空気中の湿気の量を相対的に表す湿度があります。
革と金属からできている人工物の保存場所における湿度に関して、最も気をつけなければならない
注意事項が2つあります。 一つ目は湿度40%未満の時、革が収縮、乾腐病(赤い腐敗として、知ら
れている)等により、ひびを生じさせながら乾燥し始めもろくなるということ。 二つ目は66%の湿度で
カビとサビが発生し始め75%以上でコレクションに重大なダメ−ジを与え始めることです。
コレクションが地下に収納されていると、温暖な天気の時に部屋が涼しいという単純な理由でその
スペースに対して多湿になる傾向があります。 冷たい空気は暖かい空気ほど多くの湿気を保つこと
ができないので、地下の湿度は必然的に上昇するのです。 |
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